こんにちは。
再利用梱包オバケです。
環境とお財布に優しい梱包と称して、紙資源をフリマ梱包に再利用しています。
リユース界隈で資材の使い回しは当たり前ですが、
社会規範的に常識とは言い難いのが実情。
再利用を容認する人は多いけど、一方で不愉快に思う人もいる。
「最低限の梱包」という問題。
認識の差を埋め、穏便に取引を終えられるよう、
商品ページへの記載と、取引メッセージでのお詫び文の記載を徹底し、
梱包のやり方を学んでいきます。
今回は、薄い品物を梱包する際に使える折り包むタイプ、「たとう式ダンボール箱」の作り方をご紹介します。
ちなみに、「式」は算数の式ではなく、ダンボール箱の形式のこと。
「たとう」は、「畳む」という意味。
着物を包む紙、「畳紙(たとうがみ / たとうし)」が由来。
畳む紙を意味する「たたみ紙」がウ音便によって転訛したもの。
仕上がりはこのようになります。
厚さ:2.7cm~2.8cm
注意点を交えながらまとめます。
ダンボールの厚みを測る
まず、ダンボールを探します。
よさげなダンボールを見つけたら、厚みを計測します。
ノギスを使うと0.1mm単位まで測れます。
このダンボールの厚さは2.7mmでした。
高コスパ、0.1ミリまで測れる軽量・コンパクトノギス(シンワ測定 プラノギス ポッケ 100mm)。
規定の厚さ以内に収まるか確認する
テープでとめたうえで厚さ測定定規3cmの穴にストンと通ることを考え、少し薄い厚さ2.7cm~2.8cmを目指します。
ダンボールの厚みに品物の厚みを足して、発送予定サイズの既定の厚みを超えないようにします。
ちょうどいい厚みのダンボールが見つからない場合は、板紙(厚紙)か封筒で再検討します。
切り線を付けて切る
ダンボールの真ん中に品物を置きます。
先の尖ったもの(インクので出なくなったボールペンなど)で縦と横それぞれに切り線の跡を付け、線に沿って切ります。
頑丈なボールペンもしくは丸鉄筆(スタイラス)があると、線を付けるのに便利です。
折りやすい段目の側面を先に折る
ダンボールの段目に沿って折ります。
今回は内フラップ側の段目が折りやすいので、内フラップから折ります。
間違えると完成品の厚みに響くので折る場所は慎重に決めます。
折りにくい段目の側面を次に折る
内フラップ側の側面が折れたら、次は外フラップ側の側面を折ります。
今回は外フラップ側の段目が折りにくいので、内フラップを折った後で外フラップを折ります。
内フラップの側面の厚み+ダンボールの厚み(今回2.7mm)を合計した地点に線を引いて跡を付け、折ります。
箱の中に品物を入れます。
テープを貼ってとめる
透明OPPテープでとめました。
完成品
厚さ:2.7cm~2.8cm
いかがでしようか。
たとう式、シンプルで簡単なのでおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました!